山洋電は1年7カ月ぶりの7000円台乗せ、国内有力証券は「バイ」継続
山洋電気<6516>が大幅続伸。株価は21年10月以来、1年7カ月ぶりに7000円台に乗せた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は8日、同社株のレーティング「バイ」と目標株価9000円を継続した。収益性の良いクーリングシステムの中長期的な成長確度は高いとみているほか、サーボシステム部門の利益率は価格改定効果などで今後回復が期待できる、と指摘。23年3月期に続き24年3月期も連結営業利益は最高益見通しにあるが、足もとの株価は連結PER6倍台、同PBR0.9倍台の水準にある。今後は底堅い業績に対する評価などから更なる株価の上昇を予想している。
株探ニュース