アスタリスクがS安で上場来安値を更新、今期は一転営業赤字の見通しで失望感
アスタリスク<6522>がストップ安の水準となる前営業日比100円安の527円に売られ、上場来安値を更新した。前週末12日の取引終了後、24年8月期第2四半期累計(23年9月~24年2月)の連結決算とともに、通期の業績予想の下方修正を発表。営業損益の見通しをこれまでの1億円の黒字から3億8900万円の赤字に見直した。前期は1億9200万円の赤字だった。黒字転換の予想から一転、赤字幅拡大の見通しとなり、失望売りを促したようだ。
今期の売上高予想は8億3100万円減額して18億1300万円(前期比3.1%増)に引き下げた。米国では新規大型案件で顧客との交渉が長期化した。国内でも顧客の導入スケジュールの延期や商談の長期化に伴う受注の遅れが発生しており、影響を業績予想に反映した。
株探ニュース