船場はカイ気配切り上げ、今期増配計画で高配当利回りに着目した買いが集まる
船場<6540>はカイ気配を切り上げている。14日の取引終了後、23年12月期の連結決算発表にあわせ、24年12月期の業績と配当予想を開示した。今期の売上高は前期比12.5%増の280億円、最終利益は同6.4%増の11億円を計画する。また、前期の年間配当を15円増額したうえで、年間配当予想は同10円増配の60億円を見込む。前日終値ベースで配当利回りは5.9%近くと高水準にあり、投資家の関心を集めたようだ。
今期は商業領域とともにオフィスやインフラ施設などで空間づくりに関する投資計画が活発化すると想定。海外ではアジア圏で構築した経営基盤をもとに事業拡大を図る。23年12月期の売上高は前の期比9.1%増の248億8600万円、最終利益は同2.3倍の10億3300万円だった。
株探ニュース