ツナグGHDは大幅高で3年ぶり高値水準に、小売り・飲食の“アルバイト爆需”に対応
ツナググループ・ホールディングス<6551>が大幅高で5日続伸と気を吐いている。一時44円高と値を飛ばし700円台に乗せた。700円台に乗せたのは2020年2月中旬以来約3年ぶり。インバウンド需要が国内消費を押し上げる状況にあるが、一方で飲食店などを中心に人手不足が浮き彫りとなっており、アルバイトなどの人材確保に向けたニーズが一段と強まっている。そのなか、同社は慢性的な人手不足に悩まされている小売りや飲食業に重点を置いたアルバイト採用代行業務を手掛けていることで商機を捉えている。23年9月期は営業利益段階で前期比54%増の3億3000万円を見込むが、訪日客の急増を背景に更に上振れる可能性も意識されている。
株探ニュース