マブチが後場上げ幅を拡大、自社株買いと株式分割、配当予想の増額修正を好感
マブチモーター<6592>が後場上げ幅を拡大している。午後0時30分ごろ、上限を120万株(発行済み株数の1.86%)、または30億円とする自社株買いを実施するほか、12月31日付で1株を2株に株式分割すると発表しており、好材料視されている。自社株の取得期間は8月15日から12月22日までで、取得したすべての株式は消却する予定としている。
同時に、23年12月期の連結業績予想について、最終利益を119億円から162億円(前期比13.3%増)へ上方修正し、期末配当予想を68円から83円へ引き上げたことも好材料視されている。創立70周年を記念して記念配当15円を実施する。年間配当予想は150円(前期135円)となる予定だ。また、売上高1730億円(前期比10.4%増)は従来予想を据え置き、営業利益は150億円から130億円(同20.1%増)へ引き下げられている。
なお、第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高815億8600万円(前年同期比13.5%増)、営業利益41億5200万円(同8.2%増)、純利益101億2200万円(同20.1%増)だった。
株探ニュース