HPCシスは後場急上昇、限定性・偏向性のあるデータから新材料を推薦するシステムを開発
HPCシステムズ<6597>は後場急上昇している。午後2時ごろ、同社と北陸先端科学技術大学院大学、物質・材料研究機構、産業技術総合研究所などによる研究チームが、証拠理論を用いたデータ駆動型アプローチによる新材料推薦システムを開発したと発表しており、これが好材料視されている。
同研究では、関連性が明確ではないデータ群から、材料組成が関係し説明可能で合理性があるデータの関連性を抽出し、新たに有効なデータ群を構築することで、新材料の提案と合成を実現。これにより、材料開発に利用可能なデータ群を劇的に拡張し、材料開発を加速することができるとしている。また、ハイエントロピー合金(多数の元素からなる複雑な組成をもった合金)の研究開発への適用及び実験検証により、薄膜で新たな単相合金薄膜材料の合成に成功したという。
株探ニュース