HPCシス、ブレインPなど量子コンピューター関連に投資資金流入
HPCシステムズ<6597>、ブレインパッド<3655>など次世代コンピューティング分野で先駆する銘柄に買いが集まっている。人工知能(AI)の加速度的な進化はその背景にビッグデータの普及があるが、そうしたなか膨大な情報を演算処理する次世代コンピューティング分野の研究開発にも耳目が集まっている。1日付の日経新聞が、富士通<6702>が理化学研究所などと連携し、極低温に冷却して電気抵抗をなくす超電導方式の量子コンピューターを2030年度までに開発すると報じており、これが足もとで量子コンピューター関連株への買いを誘導した。そのなか、関連有力銘柄の一角であるHPCシスは富士通とスーパーコンピューター分野で協働するなど連携関係が厚く、今後の展開に思惑が膨らむ状況にある。
株探ニュース