QDレーザS高でオキサイドも上昇再加速、AIDCと防衛の2つの切り口で人気素地が開花
QDレーザ<6613>の上げ足鮮烈、一時300円高はストップ高となる1440円まで急浮上した。株価は直近5連騰で、きょうの高値まで5営業日で77%高という急騰劇を演じた。一方、オキサイド<6521>も4営業日に急速に切り返し、一時12%高の4980円とフシ目の5000円大台復帰を指呼の間に捉えている。
いずれも「レーザー関連」銘柄に位置付けられていることが共通項だが、一つはAIデータセンターの膨大な電力需要に対応した光電融合技術に絡んだ思惑だ。QDレーザは前週11日に台湾の工業技術研究院(ITRI)及び東京大学の量子ドット荒川研究室と共同で「量子ドット・コムレーザ」とそれに関連する光電子技術の研究開発に基本合意、これが材料視され株価変貌に向けた起爆剤となった。他方、オキサイドはその2営業日前の前週9日に、量子コンピューター向けレーザー光源の販売を開始したと発表、これが投資マネーの琴線に触れた。両銘柄とも1月末から動兆著しく、短期筋の注目の的となっていた。いずれも株価上昇につれて貸株市場経由の空売りが高水準に積み上がり、それが踏み上げ(強制買い戻しによる株高)相場の原動力になった経緯がある。このほか表向きにははやされていないが、「レーザー関連技術は防衛分野におけるドローン迎撃などでもコアテクノロジーとの位置付けで注目度が高い。これが大口資金誘導の背景になっている」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もある。
株探ニュース