東光高岳が反落、特別高圧変圧器類で不適切事案が判明
東光高岳<6617>が反落。22日の取引終了後、特別高圧変圧器類の形式試験と受入試験で、顧客の要求仕様にある規格に準拠した交流耐電圧試験(短時間・長時間)や雷インパルス耐電圧試験を要求仕様と異なる要領で実施し、試験成績書へ不適切な記載を行っていたことが判明したと発表。これが嫌気されている。
対象製品は変電所用変圧器など8種類。対象期間は1980年ごろ~2023年で、この期間の出荷台数6819台のうち5835台で不適切事案を確認したという。同社は昨年発生した一部製品での不適切事案を受けて全製品の総点検を進めており、今回の事案はその過程で判明した。
株探ニュース