WSCOPE、上期経常を54%上方修正
6619ダブル・スコープ【連結】
業績修正PDF
ダブル・スコープ <6619> [東証P] が8月10日大引け後(16:30)に業績修正を発表。24年1月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の21億円→32.3億円(前年同期は35.1億円)に54.1%上方修正し、減益率が40.3%減→8.0%減に縮小する見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の46億円を据え置いた。
※24年1月期(13ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2024年1月期第2四半期累計期間(以下、上期)の連結業績につきまして、売上高は円安(対USD)がプラス要...
会社側からの【修正の理由】
2024年1月期第2四半期累計期間(以下、上期)の連結業績につきまして、売上高は円安(対USD)がプラス要因となりましたが、車載用電池向けセパレータの一部モデルにおいて、単価が下落したことや顧客の製造ライン追加の承認の遅れにより販売数量が減少したこと、新規事業であるイオン交換膜の売上計上が一部当第3四半期以降にずれ込んだことから計画比479百万円減少の23,520百万円となる見込みであります。 営業利益につきましては海外向けの物流が安定してきたことから、主に運送費が約650百万円減少したため計画比231百万円増加の2,731百万円となる見込みであります。 経常利益につきましては、受取利息として297百万円、米ドル建て債券債務の為替差益316百万円の計上などにより計画比1,136百万円増加の3,236百万円となる見込みであります。なお、経常利益の増減内訳としましては、W-SCOPE KOREA CO., LTD.(以下、WSK)にて計画比約10億円減少し、W-SCOPE CHUNGJU CO., LTD.(以下、WCP)にて計画比約20億円増加する見込みであります。 親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、各子会社への出資比率(WSK100%、WCP35.9%)が異なるため、289百万円減少の410百万円となる見込みであります。 なお、2024年1月期通期の連結業績予想につきましては、従来の予想を据え置きとしております。これは、当第3四半期以降は更に車載用電池向けセパレータの需要増が見込まれるため売上高は通期計画に従い順調に推移する見通しであり、WSKにおける既存ラインの改造工事が順調に進んでおり、量産サンプルの評価に進んでいること及びイオン交換膜の売上計上を見込んでいることなどによります。 業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 変23.01-06 | 24,000 | 2,500 | 2,100 | 700 | 12.7 | 0 | 2023-02-13 |
連結 |
| 新 変23.01-06 | 23,520 | 2,731 | 3,236 | 410 | 7.5 | 0 | 2023-08-10 |
連結 |
| 修正率 | -2.0 | +9.2 | +54.1 | -41.4 | -41.4 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.01-06 | 20,198 | 2,755 | 3,517 | 2,064 | 37.8 | 0 | 2022-08-12 |
連結 |
| 予 変 23.01-06 | 23,520 | 2,731 | 3,236 | 410 | 7.5 | 0 | 2023-08-10 |
連結 |
| 前年同期比 | - | - | - | - | - | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.12 | 29,966 | 1,898 | -3,411 | -2,943 | -56.7 | 0 | 2022-02-14 |
連結 |
| 2022.12 | 45,100 | 7,829 | 8,294 | 4,413 | 80.4 | 0 | 2023-02-13 |
連結 |
| 予 変 2024.01 | 50,000 | 5,500 | 4,600 | 1,700 | 31.0 | 0 | 2023-05-11 |
連結 |
| 前期比 | - | - | - | - | - | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。