JALCO、今期経常を87%上方修正・最高益予想を上乗せ
6625JALCOホールディングス【連結】
業績修正PDF
JALCOホールディングス <6625> [東証S] が11月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→22.4億円(前期は10億円)に86.7%上方修正し、増益率が19.9%増→2.2倍に拡大し、従来の22期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
なお、4-9月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当初の業績予想は、前期末の収益資産残高(長期賃貸不動産と貸金債権残高)が1年間同水準で推移する前提で、新規...
会社側からの【修正の理由】
当初の業績予想は、前期末の収益資産残高(長期賃貸不動産と貸金債権残高)が1年間同水準で推移する前提で、新規分の上乗せと売却は一切加味せず計算しております。 しかし実際は、2022年10月末を迎え、各種(物件だけではない)契約→決済という流れの中で、新規資産購入と保有資産売却を五月雨式に実行しております。これらはM&A絡みの案件を含むため、単純に資産売却・購入という流れにならず、最初の基本合意から資産の売買契約、各種M&A契約の最終決済まで長いもので6ヶ月を超えるものもあります。株価に影響を及ぼす重要事実進捗の判断の困難さ、案件を進める中での情報の取扱い(インサイダー情報の拡散防止)を総合的に勘案し、一連の案件の最終契約を基準に通期の業績を修正するに至当な時期と判断し、通期の業績予想を修正することといたしました。 具体的には不動産物件5件の新規購入、合計80億円の取得に伴う下期の1.5億円の賃料増加、2件の不動産売却合計12億円での売却にともなう利益2億円を想定しております。また今期において注力しました2件のM&Aコンサルフィーを12億円程度見込んでおります。結果、売上以下全ての収益項目で最高数値を更新する見込みとなります。 なお、当社が開発を継続しております大型物流施設用不動産についての数値は一切加味しておりません。ご注意:上記の連結業績予想の上方修正及び配当予想の修正は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績等は様々な要因により当該予想と異なる可能性があります。
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.03 | 3,500 | 2,050 | 1,200 | 740 | 7.0 | 2 | 2022-05-13 |
連結 |
| 新 2023.03 | 4,880 | 3,080 | 2,240 | 1,450 | 13.7 | 2 | 2022-11-07 |
連結 |
| 修正率 | +39.4 | +50.2 | +86.7 | +95.9 | +95.9 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21.04-09 | 1,260 | 702 | 436 | 577 | 5.3 | 0 | 2021-11-12 |
連結 |
| 予 22.04-09 | ー | ー | ー | ー | - | 0 | 2022-08-12 |
連結 |
| 前年同期比 | - | - | - | - | - | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.03 | 2,717 | 1,272 | 793 | 1,061 | 11.3 | 2 | 2021-05-07 |
連結 |
| 2022.03 | 2,782 | 1,651 | 1,001 | 906 | 8.4 | 2 | 2022-05-13 |
連結 |
| 予 2023.03 | 4,880 | 3,080 | 2,240 | 1,450 | 13.7 | 2 | 2022-11-07 |
連結 |
| 前期比 | +75.4 | +86.6 | 2.2倍 | +60.0 | +62.8 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。