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横山利香「令和時代の稼ぎたい人の超実践! 株式投資術」― (29)買った銘柄はスイングトレードでサクッと利益を確定しよう

特集
2022年11月4日 14時15分

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

個人投資家のみなさん、こんにちは! 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。

前回前々回の2回にわたって、移動平均線と移動平均乖離率、RSI とMACDの4つのテクニカル指標を活用して、買いタイミングの近づいている個別銘柄を検索する方法をご紹介しました。株探のサービスを使っても、あるいは他サービスのスクリーニング機能でも構いませんので、自分がやりやすい方法で買う銘柄をピックアップしてみてください。

ただ、株価は上昇すれば、いずれ下落します。これは当然のことなのですが、アベノミクス相場による上昇が8年ほど続いていたためなのか、このところ「買ったのはよいけれども、売り時を逃して含み損が発生してしまった……」という人や、「買った後はいつ売るのですか?」などと、売却についてあまり考えが及んでいない人を見かけます。含み益はいつなくなっても不思議ではない、幻のようなものです。含み損を抱えることになれば、「なぜ、あの時売らなかった」と自分の不甲斐なさに苛立ってもどうにもなりませんので、しっかりと利益を確定して儲けることが大切です。

とはいえ、売るタイミングは、買う時よりも難しいと感じる人が多いようです。そこで、今回はテクニカル分析を活用して買った銘柄の売り時を、同じくテクニカル分析でさくっと検討する方法をご紹介します。売却のタイミングを考える際には、株価が上昇トレンドにあるのか、下落トレンドにあるのか、押し目なのか、それともトレンドが転換したのか――等々の判断が重要になります。株価の方向性やトレンドは銘柄が持つ固有のファンダメンタルズに大きく左右されますが、ここでは銘柄の業績・財務については割愛して、その結果である株価の動きに絞ってトレードの観点から解説していきます。

次ページ: 難しい売りのタイミング、テクニカル分析との相性も

 

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