ミマキエンジニアリング<6638>は5日、大型フラットベッドUVインクジェットプリンタ「JFX600-2531」を6月下旬（予定）に発売することを発表。

同社は、産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛けている。JFX600-2531は、最大プリントサイズ3.1メートル対応により、長辺3,000ミリメートルが標準サイズの建築用材のガラス・パーティション・合板でも直接プリント加工でき、デザイン部分以外は材料元来の表面の風合いが残せる。専用の「トグルプリント機能」により、プリントテーブルの前後に配置した材料を、マシンを止めることなく交互にプリントでき、生産効率が向上する。従来機比約330%の高い生産性である。高精細な表現を実現し、2.5Dプリントで成果物の付加価値をアップできる。自動ノズルチェック機能とノズルリカバリ機能に対応している。

同社は、12日から開催される展示会「JAPAN SHOP 2024」に同機を出展する。建築用材プリントに加えサイングラフィックスの用途で初年度約50台のJFX600-2531の販売を見込んでいる。同社は、常に新たな技術革新を目指し、顧客が求める「美しさと速さ」の実現を追求し続ける。

《SI》

提供：フィスコ

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