かわでんがS高カイ気配、半導体工場・DCの建設需要好調で今期業績・配当予想を増額
かわでん<6648>がストップ高の水準となる前営業日比501円高の3280円でカイ気配となっている。前営業日の10日取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4~12月)の単体決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正し、好感された。今期の売上高予想は従来の見通しから20億円増額して240億円(前期比12.5%増)、最終利益予想は9億1000万円増額して16億9000万円(同2.3倍)に引き上げた。首都圏を中心とした再開発事業や半導体関連を含めた大型工場、データセンターなどの建設需要が好調に推移し、収益が想定を上回る見込みとなった。また、期末配当予想を110円増額して150円に修正した。年間配当予想は190円(同100円増配)となる。4~12月期の売上高は前年同期比3.6%増の170億500万円、最終利益は同92.3%増の12億4100万円だった。
株探ニュース