正興電が急反落、公募増資と売り出しを実施
15日、正興電機製作所 <6653> [東証2]が50万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限15万株の第三者割当増資を実施するほか、既存株主による50万株の株式売り出しを発表したことが売り材料視された。
新株発行が最大で発行済み株式数の5.4%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化を懸念する売りが向かった。発行価格は26日から29日までのいずれかの日に決定する。最大で約5億円の調達資金については、古賀事業所の工場などの増改築に係る設備投資資金に充てる。
一方、東証が同社株を12月7日付で東証1部に指定すると発表したがこちらへの反応は限定的となった。
株探ニュース