正興電が年初来高値を更新、水処理施設向け設備堅調で上期経常益は計画上振れ
正興電機製作所<6653>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。26日の取引終了後に発表した23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算は、経常利益が前年同期比15.9%増の9億4800万円だった。これまでの計画(8億2000万円)を上回って着地したことが買い安心感につながったようだ。
売上高は同2.1%減の125億5600万円だった。前年同期に太陽光発電所向けの大口案件があった反動が出た。一方、環境エネルギー部門の国内公共分野で、水処理関連施設向け設備などが堅調に推移。電子制御機器分野の利益率改善も寄与した。
株探ニュース