本日の注目個別銘柄:東京ベース、メディアL、テスホールディングスなど
<3415> 東京ベース 371 +39
急伸。発行済み株式数の3.4%に当たる150万株、5億円を上限とする自社株買いの実施を発表している。取得期間は5月19日から6月30日まで。株主還元の充実および資本効率の向上を図ることを目的に、今後の投資計画及び財政状態、資本構成等を総合的に勘案して、自己株式の取得を決定したもよう。同社の自社株買いは24年3月に実施して以来とみられる。株価が安値圏にある中で、需給の改善を期待する動きが先行。
<4373> シンプレクスHD 1036 +88
大幅反発。株主優待制度の導入を発表。9月末に600株以上保有している株主が対象。保有株数に応じて株主優待ポイントを贈呈、特設ウェブサイトにおいて、ポイント数に応じて、食品、電化製品、体験ギフト等の幅広い優待商品の中から選択できる。600-899株保有株主には3000ポイント、900-1299株は4000ポイント、1300-1499株は5000ポイント、1500株以上は25000ポイントを贈呈。
<4088> エアウォーター 2489 +187
大幅続伸。前日に提出された大量保有報告書によると、シティインデックスイレブンスが共同保有において5.86%を保有する大株主になったことが明らかになっている。保有目的は、株主価値向上に資する資本政策及びコーポレートガバナンス等に関する助言及び提案としている。提案内容については、増配及び自己株式取得などの資本政策の変更、MBOを含む株式の非公開化などを含むとしている。
<4825> WNIウェザー 2173 +117
大幅反発。26年5月期の増配を発表している。期末配当金は従来予想の57.5円から62.5円に引き上げ。26年5月期の業績見通しが従来予想を上回る見通しとなったことが背景。同社では、創業40周年を記念して、26年5月期は、普通配当および記念配当合わせ配当性向100%を目安に配当を実施する方針としている。年間配当金は85円となり、前期比50円の増配となる。うち記念配当は40円。
<6659> メディアL 56 +21
急騰。中東の通信事業者から大口受注を獲得したと発表。受注製品はXscendで、納期は今年7月を予定している。受注金額は守秘義務により非開示。同事業者は数百万ドル規模となるメディアインフラの刷新プロジェクトを進めており、次世代ネットワーク構築のパートナーとして同社のXscendプラットフォームが採用されたようだ。今期の契約には、複数年にわたるサポート契約なども含まれているもよう。
<6092> エンバイオHD 937 +33
大幅続伸。中長期的な再生可能エネルギー関連事業の成長機会を見据え、特別高圧系統用蓄電所の開発を目的として、土地及び一般送配電事業者との系統連系に係る権利を取得したと前日に発表している。電力需給の変動を吸収する調整力として系統用蓄電池の重要性は高まっているが、蓄電所における適地の確保は重要な課題となっているもよう。なお、系統連系は28年3月を予定しているようだ。
<5074> テスホールディングス 1080 +150
ストップ高。前日にはリエネ・エナジーグループ企業から「系統用蓄電所」の設置工事を受注したと発表。納入時期は26年12月の予定。また、本日は九星飲料工業から、FIP制度を活用した太陽光発電所に併設する「蓄電池」の設置工事を受注したと発表。こちらは27年1月の納入を予定している。相次ぐ蓄電池関連の設置工事受注を好感、業績の先行きに対する期待感が高まっているもようだ。
<5201> AGC 6226 +269
大幅反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も6320円から8290円に引き上げた。半導体部材の中期的な業績拡大見通しを引き上げ、27年12月期以降の利益予想を増額修正した。マスクブランクス、スラリー、CCL、機能化学品など半導体関連製品の販売が27年12月期にかけて拡大すると見ているほか、ライフサイエンス事業も構造改革と販売改善で損益改善が続くと予想している。
<6586> マキタ 5682 +118
大幅反発。大和証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も6500円から7400円に引き上げた。新たに示された財務戦略では、配当方針を配当性向50%以上に変更したほか、今後の自社株買い期待も高まるとみている。また、「40Vmaxシリーズ」による充電製品の総合サプライヤーへの進化にも注目している。中期的な成長シナリオを考慮すれば、バリュエーションの引き上げが可能と判断している。
<7974> 任天堂 7519 +337
大幅続伸。スマートフォン向け新ゲームアプリ「Pictonico!」を発表、28日に配信を開始するという。同アプリは、スマホやタブレットに保存されている写真の中から、ミニゲームにぴったりの顔を自動でピックアップし、ミニゲームとして遊べるというもの。株価が底打ち感を強めつつある中、反発の手掛かり材料に。なお、本日はAI・半導体関連株が軟調な中、同社株の上昇もあってゲーム・エンタメ株が強い動き。
《AT》
株探ニュース