サクサ Research Memo(2):IT機器・通信ネットワーク、AI、IoTなどの商品・サービス・サポートを提供
■サクサ<6675>の会社概要
1. 会社概要
同社グループは、旧 (株)大興電機製作所と旧 (株)田村電機製作所が2004年2月に経営統合し、IT機器・通信ネットワーク、AI、IoT、クラウドサービスなどの商品・サービス・サポートを提供している。なお2024年7月1日付で旧 サクサホールディングスが事業子会社の旧 サクサ(株)を吸収合併し、純粋持株会社から事業持株会社へ移行して商号を現在のサクサ(事業持株会社である同社)に変更した。2030年のありたい姿として「中堅・中小企業のDX推進のサポーター」になることを目指し、事業ポートフォリオ変革を推進している。
2024年3月期末(旧 サクサホールディングス)時点の連結ベースの総資産は41,473百万円、純資産は28,368百万円、自己資本比率は68.4%、発行済株式数は6,244,962株(自己株式424,759株を含む)である。また2024年7月末にソアーの全株式を取得して子会社化したため、2024年8月1日時点でグループは事業持株会社の同社、連結子会社5社((株)システム・ケイ、ソアー、サクサシステムエンジニアリング(株)、サクサテクノ(株)、サクサビジネスシステム(株))、及び持分法適用関連会社1社(E Security Services Co.,Ltd)の合計7社で構成されている。
2. 沿革
2004年2月に、旧 大興電機製作所(1938年11月設立、1962年7月東証2部に株式上場)と旧 田村電機製作所(1946年11月設立、1962年9月東証2部に株式上場、1971年8月東証1部に指定替)が、株式移転によって純粋持株会社である田村大興ホールディングス(株)を設立して東証1部に株式上場した。その後、2007年10月に商号をサクサホールディングスに変更するとともに、グループ会社の再編を進めた。そして2022年4月に実施された東証の市場再編に伴い東証プライム市場へ移行、2023年10月に東証スタンダード市場へ移行、2024年7月に純粋持株会社から事業持株会社へ移行して商号をサクサに変更した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《EY》
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