トラースOP、今期経常を一転黒字に上方修正
6696トラース・オン・プロダクト【連結】
業績修正PDF
トラース・オン・プロダクト <6696> [東証G] が10月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。25年1月期の経常損益(非連結)を従来予想の1100万円の赤字→400万円の黒字(前期は7600万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の経常損益も従来予想の700万円の黒字→2200万円の黒字(前年同期は1100万円の赤字)に3.1倍増額した計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高については、下半期において、主に徐々に回復しつつあるホスピタリティ市場からの引き合いの増加等により、...
会社側からの【修正の理由】
売上高については、下半期において、主に徐々に回復しつつあるホスピタリティ市場からの引き合いの増加等により、STB及びサーバー案件の受注が想定を上回って着地する見込みであり、テクニカルサービス事業においても、システム開発案件の受注が堅調に推移する見込みであることから、これらの売上増加が利益増加に直結していること、また、利益面では、TRaaS事業への経営資源集中に伴い、主にAI電力削減ソリューション「AIrux8」、流通小売店舗を対象としたDX店舗活性プロダクト「店舗の星」、デジタルサイネージプラットフォーム「CELDIS」を中心として、これらの導入実績が積み上がる見込みであることから、研究開発費及びソフトウエアの会計処理に関する実務指針に沿って、そのシステム開発を計画、実行に着手し、TRaaS事業に供するソフトウエア資産化額の増加により売上原価が圧縮されたこと、加えて、期初想定していた仕入原価及び製造経費の期中の継続したコスト削減、販売費及び一般管理費の業務効率改善とコストコントロールの徹底により、費用支出が期初想定より下回ったことが主な要因です。 この結果、営業利益、経常利益及び当期純利益が期初の赤字予想から、黒字予想の見込みとなりましたので、本年3月13日に公表いたしました2025年1月期の通期業績予想数値を上表のとおり上方修正いたします。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により、予想数値と異なる場合があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 24.08-01 | 246 | 7 | 7 | 5 | 1.0 | 0 | 2024-09-10 |
単独 |
| 新 24.08-01 | 248 | 22 | 22 | 21 | 4.4 | 0 | 2024-10-29 |
単独 |
| 修正率 | +0.8 | 3.1倍 | 3.1倍 | 4.2倍 | 4.2倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2025.01 | 408 | -11 | -11 | -15 | -3.1 | 0 | 2024-03-13 |
単独 |
| 新 2025.01 | 410 | 4 | 4 | 1 | 0.2 | 0 | 2024-10-29 |
単独 |
| 修正率 | +0.5 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 23.08-01 | 188 | -11 | -11 | -20 | -4.4 | 0 | 2024-03-13 |
単独 |
| 予 24.08-01 | 248 | 22 | 22 | 21 | 4.4 | 0 | 2024-10-29 |
単独 |
| 前年同期比 | +31.9 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023.01 | 496 | -6 | -15 | -16 | -4.3 | 0 | 2023-03-07 |
単独 |
| 2024.01 | 310 | -69 | -76 | -85 | -18.5 | 0 | 2024-03-13 |
単独 |
| 予 2025.01 | 410 | 4 | 4 | 1 | 0.2 | 0 | 2024-10-29 |
単独 |
| 前期比 | +32.3 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。