富士通が切り返し急、DX関連好調で4~6月期最終利益4.0倍
富士通<6702>がカイ気配を切り上げている。25日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業損益は213億8700万円の黒字(前年同期は18億8000万円の赤字)と黒字に転じたほか、最終利益は前年同期比4.0倍の168億7600万円と大幅増益となった。業況を評価した買いが集まっている。
売上収益は前年同期比3.8%増の8300億3000万円だった。サービスソリューション事業では国内を中心にDX(デジタルトランスフォーメーション)やシステムのモダナイゼーション(近代化)に関連する商談が力強く伸長した。増収効果に加えて採算性も改善し利益を押し上げた。
株探ニュース