アクセルが急反発、パチンコ・パチスロ向けLSI好調で4~6月期営業益2.3倍化
アクセル<6730>が急反発した。8日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.3倍の7億7700万円となった。中間期の計画に対する進捗率は79%に上り、好発進となったことを好感した買いが集まったようだ。
売上高は同30.6%増の44億7500万円だった。主力製品であるパチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売が、前年同期比8万3000個増加の19万個と大きく伸びた。LSI開発販売関連セグメントにおける第1四半期末の受注残高は224億3700万円となった。半導体の需給ひっ迫を背景にメーカーが部材を積極的に確保する動きをみせており、受注残高には来期以降の販売予定分が含まれるという。
株探ニュース