能美防災が5日ぶり急反発、受注環境堅調で9月中間期は一転最終増益で着地へ
能美防災<6744>が5日ぶりに反発した。26日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績について、最終利益が計画の3億5000万円から11億9000万円(前年同期比2.9倍)に上振れして着地したようだと発表した。減益計画から一転、大幅増益となる。これをポジティブ視した買いが入ったようだ。
9月中間期の売上高は、463億円から487億3000万円(同11.0%増)と計画を上回る格好となったという。受注環境は想定よりも堅調に推移し、部品の供給制約の解消もあって、売り上げが想定を上回った。販管費の一部を第3四半期(10~12月)以降に後ろ倒しして計上することとなったことも寄与する。
株探ニュース