シャープ大幅安、4~9月期営業赤字転落を嫌気
シャープ<6753>が大幅安。8日の取引終了後に4~9月期決算を発表。売上高が前年同期比7.9%減の1兆1582億円、営業損益が前年同期の黒字(10億1700万円)から58億6100万円の赤字に転落して着地しており、これを嫌気した売りが出ている。
国内の白物家電の大幅な減収やスマートフォン向けパネルの需要低迷、パソコン市況の回復遅れなどが影響した。また、液晶パネル製造子会社の堺ディスプレイプロダクト(SDP)関連の利益減少も響いた。通期の小幅増収、営業黒字見通しは据え置いた。
株探ニュース