アンリツ急反発、第1四半期受注高6%増で受注残高は37%増
アンリツ<6754>が急反発している。同社は28日取引終了後に、23年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。同期間の受注高が前年同期比6.0%増の297億6900万円となったことや、受注残高が同37.2%増の373億8100万円となったことが好感されているようだ。
同期間の売上収益は同10.1%増の261億8000万円、営業利益は同2.1%減の30億1700万円で着地。主力の通信計測事業はネットワークの高速化需要や5G開発需要を背景に増収増益となったが、PQA(プロダクツ・クオリティ・アシュアランス)事業は販売促進費・部品調達費用・物流費などの増加で営業赤字となった。なお、通期業績予想については売上収益1150億円(前期比9.1%増)、営業利益190億円(同15.2%増)とする従来見通しを据え置いている。
株探ニュース