ソニーGがしっかり、発行済み1.0%相当の自己株式1261万株を消却へ
ソニーグループ<6758>がしっかり。同社は3日の取引終了後、発行済み株式総数の1.0%に相当する自己株式1261万2300株を10日に消却すると発表した。あわせて昨年5月に発表した自社株買いを終了するとも開示した。取得期間は今年5月17日までとしていたが、累計取得額が上限の2000億円に接近した。ソニーGは保有する自己株式の上限を発行済み株式総数の3%程度を目安とし、超過した部分は原則として消却することを基本方針としている。大型株全般に買い戻しが優勢な地合いとなるなか、自己株式の再放出による潜在的な需給悪化懸念が後退したとの受け止めもあって、同社株を支援したようだ。
株探ニュース