ツインバード、天昇電など物色人気、ワクチン関連株に投資マネー集結
ツインバード工業<6897>、神栄<3004>、天昇電気工業<6776>など新型コロナワクチン関連として人気を博している銘柄に改めて物色の矛先が向いている。新型コロナウイルスについては、世界的な感染拡大に歯止めがかからないことに加え、変異種が相次ぐなど人心の不安を一層煽る状況にある。一方、それだけにワクチンの普及が進むことに対する期待感も強く、株式市場ではワクチン関連株への投資資金の流入が波状的に続いている。そうしたなか、政府が米製薬大手ファイザーなどが承認申請しているワクチンの製造販売について、2月中旬にも承認する方向で調整に入ったことが、一部メディアを通じて伝わった。また、菅首相は河野行政改革相をワクチン接種に向けた調整役に指名するなど、ワクチン普及に向けた動きが国内でも本格化しており、関連銘柄に向かう視線も再び熱を帯びている。
株探ニュース