古野電、上期最終を一転99%増益に上方修正
6814古野電気【連結】
業績修正PDF
古野電気 <6814> [東証P] が10月3日大引け後(15:30)に業績修正を発表。26年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結最終利益を従来予想の50億円→101億円(前年同期は50.6億円)に2.0倍上方修正し、一転して99.3%増益見通しとなった。
なお、通期の最終利益は従来予想の90億円(前期は114億円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2026年2月期第2四半期(中間期)の業績は、主に舶用事業において販売が好調に推移したことから、前回予想を...
会社側からの【修正の理由】
2026年2月期第2四半期(中間期)の業績は、主に舶用事業において販売が好調に推移したことから、前回予想を上回る見込みとなりました。商船向け市場では、中国における造船会社の高水準な手持ち工事量を背景に建造能力の拡大が進んだ結果、納期の全体的な前倒しが発生し、当社製品の販売が増加しました。また、プレジャーボート向け市場では、今期に上市した戦略商品の販売が好調に推移したことに加え、4月に発表された米国向け関税強化政策の影響による前倒し需要も寄与し、想定を上回る水準で推移しました。さらに、賃上げ促進税制の適用による税金費用の減少に加え、税効果会計の影響もあり、中間期の税負担率が低下する見込みです。これらのことから売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益が、いずれも前回業績予想を上回る見通しとなったため、2026年2月期第2四半期(中間期)の業績予想を上記のとおり修正いたします。なお、通期連結業績予想及び配当予想につきましては、現在精査中のため、2025年10月10日に開示予定の当第2四半期(中間期)連結決算とあわせてお知らせします。(注)上記の予想は、公表時点で入手可能な情報に基づく当社の経営陣による将来の予測であり、潜在的なリスクや不確定要素を含んだものです。そのためさまざまな要素により、記載された見通しと異なる結果となり得ることをご承知おきください。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 25.03-08 | 64,500 | 6,500 | 7,000 | 5,000 | 158.2 | 55 | 2025-04-09 |
連結 |
| 新 25.03-08 | 68,600 | 9,300 | 10,100 | 10,100 | 319.5 | 55 | 2025-10-03 |
連結 |
| 修正率 | +6.4 | +43.1 | +44.3 | 2.0倍 | 2.0倍 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 24.03-08 | 62,801 | 7,299 | 7,514 | 5,067 | 160.4 | 35 | 2024-10-15 |
連結 |
| 予 25.03-08 | 68,600 | 9,300 | 10,100 | 10,100 | 319.5 | 55 | 2025-10-03 |
連結 |
| 前年同期比 | +9.2 | +27.4 | +34.4 | +99.3 | +99.2 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024.02 | 114,850 | 6,521 | 8,171 | 6,240 | 197.6 | 60 | 2024-04-15 |
連結 |
| 2025.02 | 126,953 | 13,181 | 14,158 | 11,457 | 362.6 | 110 | 2025-04-09 |
連結 |
| 予 2026.02 | 127,500 | 11,500 | 12,500 | 9,000 | 284.7 | 110 | 2025-04-09 |
連結 |
| 前期比 | +0.4 | -12.8 | -11.7 | -21.4 | -21.5 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。