古野電が一時S高、24年2月期業績及び配当予想を上方修正
古野電気<6814>が急反騰し一時、ストップ高の1347円に買われている。前週末14日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、売上高を970億円から1000億円(前期比9.5%増)へ、営業利益を20億円から30億円(同96.9%増)へ、純利益を20億円から25億円(同85.4%増)へ上方修正し、あわせて中間10円・期末10円の年20円としていた配当予想を中間10円・期末15円の年25円に引き上げると発表したことが好感されている。
足もとで主力の舶用事業において、欧米、アジアを中心に海外での販売が好調に推移していることに加えて、部材価格高騰による売上原価の上昇が想定以下の水準で推移していることや、為替レートがドル、ユーロともに想定よりも円安水準で推移していることなどが要因としている。
なお、同時に発表した第1四半期(3~5月)決算は、売上高238億5200万円(前年同期比12.5%増)、営業利益14億5500万円(同6.8倍)、純利益11億4100万円(同2.3倍)だった。
株探ニュース