古野電は水準切り下げる、25年2月期減収減益見通しを嫌気
古野電気<6814>はウリ気配スタートで水準を切り下げている。15日取引終了後に25年2月期連結業績予想を発表し、売上高を前期比4.2%減の1100億円、営業利益を同15.6%減の55億円とした。好調だった前期から一転減収減益となる見通しを示したことが嫌気されている。
年間配当については前期分を45円から60円に増額した上で、今期は35円とする見込みだ。同時に発表した24年2月期決算は、売上高が前の期比25.8%増の1148億5000万円、営業利益が同4.3倍の65億1900万円だった。新造船需要の増加や中古船売買の活発化を背景に旺盛な需要環境が続いたことが追い風となった。円安も寄与した。
株探ニュース