電子材料に物色人気集中、今3月期営業利益大幅増額で配当は従来計画比で倍増
日本電子材料<6855>に物色人気集中、寄り付きから大口の買い注文を呼び込み気配値のまま2000円大台ラインを突破する人気となった。同社は半導体検査用プローブカードの専業大手だが、足もとの業績は絶好調に推移している。9日取引終了後に22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の28億円から42億1100万円(前期比58.1%増)に大幅増額、15期ぶりの過去最高利益更新を果たす見込み。好業績を背景に年間配当も従来計画の20円から倍増の40円に増額、前期実績比で25円の増配となる。これらを材料視する買いが集中する格好となった。
株探ニュース