アバール、今期経常を14%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も12円増額
6918アバールデータ【連結】
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アバールデータ <6918> [JQ] が3月10日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の16.3億円→18.7億円(前期は15.2億円)に14.4%上方修正し、増益率が7.4%増→22.8%増に拡大し、従来の14期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の7.6億円→9.9億円(前年同期は8.2億円)に30.9%増額し、一転して20.9%増益計算になる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の66円→78円(前期は64円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当期における半導体製造装置関連市場は、データセンター需要の増加等を背景に大手半導体メーカーの設備投資が継続...
会社側からの【修正の理由】
当期における半導体製造装置関連市場は、データセンター需要の増加等を背景に大手半導体メーカーの設備投資が継続しておりましたが、期初より自社製品・計測通信機器においては、検査装置向けの受注が拡大し、好調に推移いたしました。このため2020年5月14日付け「2020年3月期決算短信」にて発表しました売上予想額を上回る見込みとなりました。また営業利益、経常利益及び当期純利益におきましても、今回の売上高予想額の増額修正および、これに伴う厚木事業所における生産稼働率の上昇などにより、売上総利益が向上し、それぞれの予想数値を上回る見込みとなりました。
当社は株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要施策の一つと考え、安定的な配当にも考慮しつつ、各期の業績に応じた利益の配分を基本方針としております。そして将来の企業価値向上に向けた事業投資に伴う中長期的な資金需要や財務状況の見通しなどを総合的に勘案し、配当性向35%を基本に株主の皆様への成果配分を行ってまいりました。このような方針のもと、期末の配当予想につきましては、既述の業績予想修正並びに株主の皆様への利益の配分の基本方針を考慮し、2020年5月14日に発表した期末配当予想の36円を48円に修正し、第2四半期実績の30円とあわせ年間配当を上記のとおり78円に修正いたします。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.10-03 | 4,152 | 762 | 761 | 515 | 84.0 | 36 | 2020-11-12 |
単独 |
| 新 20.10-03 | 4,452 | 982 | 996 | 705 | 115.0 | 48 | 2021-03-10 |
単独 |
| 修正率 | +7.2 | +28.9 | +30.9 | +36.9 | +36.9 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.03 | 8,200 | 1,580 | 1,635 | 1,150 | 187.6 | 66 | 2020-05-14 |
単独 |
| 新 2021.03 | 8,500 | 1,800 | 1,870 | 1,340 | 218.6 | 78 | 2021-03-10 |
単独 |
| 修正率 | +3.7 | +13.9 | +14.4 | +16.5 | +16.5 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.10-03 | 4,204 | 800 | 824 | 604 | 98.8 | 36 | 2020-05-14 |
単独 |
| 予 20.10-03 | 4,452 | 982 | 996 | 705 | 115.0 | 48 | 2021-03-10 |
単独 |
| 前年同期比 | +5.9 | +22.8 | +20.9 | +16.7 | +16.4 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.03 | 7,699 | 1,543 | 1,595 | 1,091 | 179.0 | 64 | 2019-05-15 |
単独 |
| 2020.03 | 7,821 | 1,467 | 1,523 | 1,108 | 181.3 | 64 | 2020-05-14 |
単独 |
| 予 2021.03 | 8,500 | 1,800 | 1,870 | 1,340 | 218.6 | 78 | 2021-03-10 |
単独 |
| 前期比 | +8.7 | +22.7 | +22.8 | +20.9 | +20.6 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。