FDKがカイ気配、経費削減や為替効果で24年3月期経常利益予想を上方修正
FDK<6955>がカイ気配。27日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想の修正を発表した。経常利益予想を2億円増額して6億円(前期比29.5%減)に引き上げたことを評価した買いが入ったようだ。
経費削減や販売価格の見直しが奏功するほか、受取利息や為替差益の影響もあり、経常利益は計画に対し上振れする見込みとなった。一方、今期の売上高予想は20億円減額し、630億円(同0.3%増)に引き下げた。ニッケル水素電池と、電子事業の各種モジュールの売り上げが減少する。あわせて同社は包頭富士電気化学の出資持分取得による負ののれん発生益とともに、全固体電池に関する固定資産での減損損失を計上。最終利益予想は据え置いた。
株探ニュース