日本CMKが大幅に3日続伸、中期計画の目標引き上げが成長期待の買いを誘う
日本CMK<6958>が大幅に3日続伸し、年初来高値を更新した。6日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高の予想を850億円から870億円(前期比3.8%増)、経常利益の予想を25億円から32億円(同22.0%増)に引き上げ、経常利益は減益予想から一転して増益の計画となる。更に、中期経営計画の目標も引き上げており、成長を期待する投資家の買いを誘発したようだ。
今期は車載分野においてパワートレイン・走行安全系向けの販売が好調に推移するほか、為替の影響も利益を押し上げる要因となる。中期経営計画の数値目標に関しては、27年3月期の売上高の目標を1000億円から1100億円、営業利益の目標を80億円から95億円(24年3月期見通しは30億円)に増額修正した。
23年4~9月期の売上高は前年同期比5.4%増の432億1600万円、経常利益は同8.0%増の16億7700万円だった。
株探ニュース