ホトニクス、上期経常を一転26%増益に上方修正・3期ぶり最高益更新へ
6965浜松ホトニクス【連結】
業績修正PDF
浜松ホトニクス <6965> が4月20日大引け後(16:00)に業績修正を発表。18年9月期第2四半期累計(17年10月-18年3月)の連結経常利益を従来予想の117億円→151億円(前年同期は119億円)に29.1%上方修正し、一転して26.1%増益を見込み、一気に3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の239億円(前期は240億円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高は、光半導体事業につきましては、産業分野を中心に売上げが順調に推移したことから、26億円計画を上回る...
会社側からの【修正の理由】
売上高は、光半導体事業につきましては、産業分野を中心に売上げが順調に推移したことから、26億円計画を上回る見込みであります。また、電子管事業につきましても、分析分野を中心に堅調に推移したこと及び米国子会社の買収などにより売上げが増加したことから、30億円計画を上回る見込みであります。この結果、売上高は730億円と計画に比べて53億円増加する見通しであります。なお、当初想定レートに比べて、期中の為替が円安で推移したことから、欧州を中心として売上高が増加した要因となっております。 利益面につきましては、売上高の増加に伴う売上総利益の増加に加えて、研究開発費を中心とした販管費の一部が下半期にずれたことなどから、営業利益及び経常利益ともに当初計画を上回る見込みであります。 なお、通期の業績予想につきましては、当第2四半期連結累計期間の実績を反映するものの、欧米の政治経済動向、地政学的リスク及び外国為替相場の変動等の不確定要素を踏まえ現在精査中であります。平成30年5月7日に予定しております第2四半期の決算発表時に開示いたします。(注)上記予想は、本資料の発表日現在に入手可能な情報に基づいており、実際の業績は、予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 17.10-03 | 67,700 | 11,600 | 11,700 | 8,500 | 27.5 | 8.50 | 2017-11-13 |
連結 |
| 新 17.10-03 | 73,000 | 14,900 | 15,100 | 10,300 | 33.3 | 8.50 | 2018-04-20 |
連結 |
| 修正率 | +7.8 | +28.4 | +29.1 | +21.2 | +21.2 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 16.10-03 | 64,953 | 11,161 | 11,978 | 8,917 | 28.4 | 8.50 | 2017-05-08 |
連結 |
| 予 17.10-03 | 73,000 | 14,900 | 15,100 | 10,300 | 33.3 | 8.50 | 2018-04-20 |
連結 |
| 前年同期比 | +12.4 | +33.5 | +26.1 | +15.5 | +17.4 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016.09 | 121,852 | 20,544 | 20,050 | 14,419 | 45.1 | 17 | 2016-11-07 |
連結 |
| 2017.09 | 130,495 | 22,849 | 24,037 | 17,777 | 56.5 | 17 | 2017-11-13 |
連結 |
| 予 2018.09 | 136,300 | 23,600 | 23,900 | 17,500 | 56.5 | 17 | 2017-11-13 |
連結 |
| 前期比 | +4.4 | +3.3 | -0.6 | -1.6 | +0.1 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。