ホトニクスが年初来高値を更新、22年9月期の連続営業増益や増配見通しを好感
浜松ホトニクス<6965>が大幅続伸し、年初来高値を更新している。同社は11日取引終了後、22年9月期連結業績見通しについて、売上高1828億円(前期比8.1%増)、営業利益385億円(同12.2%増)、純利益283億円(同13.0%増)と開示しており、好感されている。年間配当は56円(前期は48円)を計画。医用分野、産業分野を中心に、同社製品に対する需要は引き続き底堅いものと見込まれるためとした。
あわせて発表した21年9月期連結営業利益は343億1800万円(前の期比57.8%増)、年間配当は48円(前の期は40円)だった。光電子増倍管は医用分野においてPCR検査やフローサイトメーターなど検体検査装置向けで売り上げが伸びたとし、光半導体素子は医用分野でX線CT向けのシリコンフォトダイオードが伸長した。
株探ニュース