ホトニクスが反発、近赤外光を利用するリアルタイム成分分析向け拡散反射光源を開発
浜松ホトニクス<6965>が反発している。同社はこの日、波長2500ナノメートル(ナノは10億分の1)までの近赤外光を試料に照射し拡散反射光を高い効率で集光する「拡散反射光源L16462-01」を開発したと発表しており、好材料視されている。
同製品により、近赤外光を利用するリアルタイム成分分析で、従来は光量が不足していた波長1700から2500ナノメートルまでの光の利用効率を高めることができるようになるという。また、同社の小型・高感度のFTIR分光器を組み込んだ小型分析装置により、食品や薬剤、プラスチック製品の製造ラインにおける品質管理の工程を自動化することで、生産効率や品質管理の信頼性を高めることができるほか、プラスチックの選別に応用することでリサイクルを促進し、資源循環社会の実現に貢献できると期待されるという。
株探ニュース