指月電が後場に急落、価格転嫁の効果後ずれで9月中間期は一転最終減益の見通し
指月電機製作所<6994>が後場に急落した。この日、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想の修正を発表。最終利益の見通しを3億円から3000万円(前年同期比84.3%減)に引き下げた。増益予想から一転して減益を見込んでおり、業況の先行きを懸念した売りを促した。
9月中間期の売上高予想は据え置いた。電力・産業インフラ事業は堅調に推移するものの、価格転嫁の効果が下期以降にずれ込む見込みとなり、影響を業績予想に反映した。あわせて発表した4~6月期の売上高は前年同期比3.8%増の61億5100万円、最終損益は9900万円の赤字(前年同期は5000万円の黒字)だった。
株探ニュース