日立造は一段高、子会社がイタリアでバイオガスプラントを受注
日立造船<7004>が後場一段高となっている。同社はきょう、子会社のHitachi Zosen Inova(スイス)が乾式バイオガス(メタン発酵)技術「Kompogas(コンポガス)」を用いたプラント建設をイタリアで受注したと発表しており、これが株価を刺激しているようだ。
今回受注したのは、イタリアのエミリア=ロマーニャ州に新たに建設するプロジェクト。年間約10万トンの有機性廃棄物を発酵させてバイオガスを生成するもので、22年12月の稼働を予定している。なお、Inovaは14年にスイスの電力大手Axpoグループから「コンポガス」の建設事業を買収し、今回の受注は通算100件目(事業買収する以前のものをあわせた通算の件数)になるという。
株探ニュース