アルーがカイ気配スタート、20年12月期業績は営業赤字縮小へ計画上振れ
アルー<7043>がカイ気配スタートとなっている。21日の取引終了後、集計中の20年12月期連結業績について、売上高が17億円から18億1900万円(前の期比27.5%減)へ、営業損益を3億1500万円の赤字から2億1800万円の赤字(前の期1億6500万円の黒字)へ、最終損益を2億7000万円の赤字から1億9200万円の赤字(同1億1500万円の黒字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の影響により、顧客の大幅な研修実施の見送りや中止が継続的に発生することによる売上高の減少を見込んでいたが、教室型研修でオンラインの研修実施やeラーニングの受注が予測を上回ったことに加えて、テレワーク環境下でLMS(クラウド型eラーニングシステム)への注目度が増し、「etudes」の販売が順調に成長したことが牽引した。また、オンラインでの研修実施による旅費交通費の削減や、テレワークの推進により従業員交通費や通勤費が削減されたこともプラスに働いた。
株探ニュース