ポート、今期最終を21%上方修正・最高益予想を上乗せ
7047ポート【連結】
業績修正PDF
ポート <7047> [東証G] が11月7日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期の連結最終利益を従来予想の7億円→8.5億円(前期は3.3億円)に21.4%上方修正し、増益率が2.1倍→2.6倍に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
なお、4-9月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当期第1四半期、第2四半期においては、主軸の就職領域が想定以上に好調な推移であること、外部環境が厳しい中に...
会社側からの【修正の理由】
当期第1四半期、第2四半期においては、主軸の就職領域が想定以上に好調な推移であること、外部環境が厳しい中においてもエネルギー領域が善戦していることもあり、売上収益、各利益ともに第2四半期累計期間で業績予想の前提となる計画数値を上回る見込みとなっております。就職領域においては、企業の求人ニーズが底堅く、採用競争が激化している中で、インバウンド回復等もあり外部環境が良好な状況において、就活生の約75%となる会員数を基盤に送客、人材紹介とも前年同期比、計画比で非常に好調な推移となっております。エネルギー領域においては、電力事業者の新規顧客獲得余力は低下傾向にあるものの、ユーザーの電力見直しニーズの高まりがある中で、成約率を高い水準で維持し、ガスなどとのクロスセル強化の効果も出てきており、前年同水準で見込んでいた電力取次件数が前年同期を上回る推移となっております。リフォーム領域においては、集客コストの低減、成約率の改善により、送客数、成約契約数が伸長し、第1四半期より堅調な事業利益推移となっております。カードローン領域においては、顧客予算抑制から完全に回復していない中で、事業利益を重視する方針を継続している状況となっております。第3四半期以降においても、就職領域は引き続き企業の求人ニーズが底堅く、2024年卒の採用人数を更に増やす企業も多い中で、需要期における下半期においても順調な業績拡大を見込んでおります。リフォーム領域については、堅調な事業利益推移を見込むとともに、来期以降における再度のトップライングロースに向けたマーケティング取組等を進めて参ります。カードローン領域については、事業利益確保の運用を継続し、リオープニングなどの個人消費拡大に伴う顧客予算抑制からの回復も取り込んでいくことを目指しております。エネルギー領域においては、依然として厳しい市場環境の中で、前年同水準以上の電力取次を目指すとともに、クロスセルの更なる強化、ストック型ビジネスの積極的な拡大を進めて参ります。当社は、2023年3月期を中期経営計画の最終年度として売上収益100億円、EBITDA20億円を目標に取り組んでおりましたが、2022年5月13日にエネルギー領域における厳しい外部環境の変化を鑑み、保守的な数値として2023年3月期通期予想を修正させていただきました。しかしながらそのような状況において、エネルギー領域が善戦していることや、就職領域が著しい成長となっていること、第3四半期以降も就職領域の順調な業績拡大が見込めることで、再度保守的に算出した結果、5月13日公表の2023年3月期通期業績予想の売上収益及び各利益ともに上回る見通しとなります。売上収益につきましては、中期経営計画の当初目標である100億円を上回る修正となります。なお、今回の修正予想値につきましては、2023年3月期期中は、新型コロナウイルス感染症の影響が一定程度続くと仮定しており、その影響をある程度加味しております。また、当社としては、中期経営計画の当初目標であるEBITDA20億円についても、引き続き様々な対応、調整を実施し、目標達成を目指して参ります。※上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.03 | 9,300 | 1,200 | 1,100 | 700 | 62.9 | - | 2022-05-13 |
IFRS |
| 新 2023.03 | 10,300 | 1,450 | 1,350 | 850 | 76.4 | - | 2022-11-07 |
IFRS |
| 修正率 | +10.8 | +20.8 | +22.7 | +21.4 | +21.4 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21.04-09 | 2,914 | 123 | 105 | 57 | 5.0 | 0 | 2021-11-12 |
IFRS |
| 予 22.04-09 | ー | ー | ー | ー | - | - | 2022-05-13 |
IFRS |
| 前年同期比 | - | - | - | - | - | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.03 | 4,689 | 106 | 159 | 160 | 14.3 | 0 | 2021-05-13 |
IFRS |
| 2022.03 | 6,994 | 599 | 564 | 332 | 29.0 | 0 | 2022-05-13 |
IFRS |
| 予 2023.03 | 10,300 | 1,450 | 1,350 | 850 | 76.4 | - | 2022-11-07 |
IFRS |
| 前期比 | +47.3 | 2.4倍 | 2.4倍 | 2.6倍 | 2.6倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。