識学が上げ足加速で上場来高値更新、売上高の際立った伸び率に着目
識学<7049>が大幅高で4連騰と気を吐いている。きょうは14%高の2805円まで一気に駆け上がり、2月4日に付けた高値2639円を上回り上場来高値を更新した。経営者向けを中心に独自理論である「識学」に基づいた経営コンサルティングを提供、クラウド分野にも傾注し、新規展開する人材紹介事業「識学キャリア」も好調で売り上げ拡大に貢献している。21年2月期は先行投資に伴い利益は反落するもののトップラインの伸びが著しい。22年2月期はトップラインの拡大が一段と加速し、利益面でも回収期突入が期待される。なお、直近22日取引終了後には識学1号ファンド、第5号投資案件として洗車・研磨コーティングを手掛けるホワイトシード(秋田市)への投資を発表している。株価面では1月下旬を境に大口の買い注文が観測されるようになり、今月2日から貸借銘柄に新たに選定されたこともあって、株式流動性の高まりが株高を助長している。
株探ニュース