バードマンが続騰、第三者割当増資と新株予約権発行で約30億円の資金調達へ
Birdman<7063>が続騰している。5日の取引終了後、第三者割当増資と第8回新株予約権の発行により、手取り概算で30億9877万円の資金調達を実施すると発表した。同社は9月末時点で債務超過の状態にあるが、今回の資金調達を通じて、債務超過の早期解消を目指す方針を示しており、上場廃止リスクが後退したと受け止めた買いを誘ったようだ。経営コンサルティングなどを事業内容とするアベC(鹿児島市)を割当予定先として、新たに600万株を1株150円で発行する。また第8回新株予約権を投資業のネクスタ匿名組合(東京都小平市)や、不動産売買などを手掛けるYourTurn(大阪市天王寺区)などを割当予定先に発行。第三者割当増資に伴い85.64%、新株予約権の発行により214.09%、合計で最大299.73%の希薄化が生じる見込み。同社は25年6月期の黒字化を目指し、主力事業のMX(マーケティング・トランスフォーメーション)事業の強化を図る姿勢を示している。
株探ニュース