uprが4連騰、保管用パレットなど伸長し23年8月期業績予想を上方修正
ユーピーアール<7065>が4連騰し年初来高値を更新している。前週末14日の取引終了後、23年8月期連結業績予想について、売上高を144億円から149億円(前期比11.8%増)へ、営業利益を8億5000万円から9億1000万円(同71.0%増)へ、純利益を6億8000万円から7億5000万円(同10.1%増)へ上方修正したことが好感されている。
大手企業を中心にトラックドライバーの長時間労働の改善につながるパレット輸送や共同配送の動きが引き続き活性化していることを背景に、レンタル事業において港湾を中心とした取引先在庫の増加による保管用パレットが伸長していることが要因。また、家庭紙を中心とした輸送用パレットの拡大を主因として、下期も想定より需要が高い状況が継続する見通しであることも寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(22年9月~23年2月)決算は、売上高74億3700万円(前年同期比15.7%増)、営業利益4億6200万円(同53.7%増)、純利益3億7500万円(同11.1%減)だった。
株探ニュース