GMO-FHは続急伸、FXや商品先物の取引高急増で第1四半期経常は2.9倍増益
GMOフィナンシャルホールディングス<7177>は続急伸。28日取引終了後に発表した20年12月期第1四半期(1~3月)の連結経常利益が38億2000万円(前年同期比2.9倍)に急拡大して着地しており、これを好感する買いが優勢となっている。
外国為替市場や商品先物市場、株価指数のボラティリティが上昇したことを背景に、店頭デリバティブの取引高が増加し、トレーディング損益が大きく改善した。また、ビットコインを中心に暗号資産の取引高も伸び、暗号資産事業の収益が好転したことも業績を押し上げた。併せて、第1四半期末の配当は11.94円(前年同期は2.59円)を実施する方針を示したことも好感されたようだ。
株探ニュース