ジェイリース、上期経常を一転4.5倍増益に上方修正、通期も増額
7187ジェイリース【連結】
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ジェイリース <7187> が10月13日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の2000万円→3億円(前年同期は6600万円)に15倍上方修正し、一転して4.5倍増益見通しとなった。
上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の1億5000万円→5億4000万円(前期は1億0500万円)に3.6倍上方修正し、増益率が42.9%増→5.1倍に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間について、売上面では、オンライン活用をはじめとする非対面営業の強化、顧客ニーズへの...
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間について、売上面では、オンライン活用をはじめとする非対面営業の強化、顧客ニーズへの対応強化等の各施策が奏功し、新規申込の順調な推移及び既存契約からの継続保証料等が順調に推移しました。また、経費面では、独自のデータベースを活用した与信審査の強化、住居確保給付金をはじめとする政府主導の各種支援制度を顧客へ周知する施策や債権管理業務の強化策が奏功し、貸倒コストの抑制、債権管理業務コストの削減に寄与しました。これら売上、経費両面における施策が奏功したことから、売上高、各段階利益ともに期初会社計画を上回りました。第3四半期以降につきましては、足元の新型コロナウイルス感染者数が国内外において再度増加傾向にあり、経営環境への影響が不透明であることから、保証料収入、代位弁済立替金の発生率、回収率は期初会社計画をベースとして見込んでおります。経費面では、新型コロナウイルスによる不可逆的な業界の変化に対応すべく、人財投資とデジタルトランスフォーメーションへの投資(以下、DX投資)を積極的に進めてまいります。具体的には、従業員へのインセンティブの再設計と業務フローのDX化の推進であります。当第2四半期より、「アフターコロナ時代」の当社のあるべき姿を検討し、全従業員に対する給与・賞与システムの見直しと、継続的な教育システムの設計を進めております。また、DX投資については、申込受付、審査、結果回答のリードタイムの短縮、営業人員の負担軽減、審査データ充実を目指した異業種とのコラボレーションに向けたシステムへの投資を進めてまいります。これらにより、前回公表した業績予想を上回る見込みとなりましたので、上記の通り、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益について業績予想を修正いたします。新型コロナウイルスの影響により人々の「働き方」の変化を背景に、「住まい」の持つ意味が大きく変化しています。そのような環境の中、当社では前述の人財・DX投資を前倒しで実施することで変化への対応を促進し、従業員、家主様、不動産会社様、入居者様、そして株主の皆様をはじめとする全ステークホルダーの利益の最大化を図ってまいります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.04-09 | 3,400 | 40 | 20 | 10 | 0.6 | 0 | 2020-05-12 |
連結 |
| 新 20.04-09 | 3,490 | 320 | 300 | 190 | 10.8 | 0 | 2020-10-13 |
連結 |
| 修正率 | +2.6 | 8.0倍 | 15倍 | 19倍 | 19倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.03 | 7,300 | 200 | 150 | 80 | 4.5 | 0 | 2020-05-12 |
連結 |
| 新 2021.03 | 7,400 | 580 | 540 | 360 | 20.4 | 0 | 2020-10-13 |
連結 |
| 修正率 | +1.4 | 2.9倍 | 3.6倍 | 4.5倍 | 4.5倍 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.04-09 | 3,219 | 88 | 66 | 31 | 1.8 | 0 | 2019-11-14 |
連結 |
| 予 20.04-09 | 3,490 | 320 | 300 | 190 | 10.8 | 0 | 2020-10-13 |
連結 |
| 前年同期比 | +8.4 | 3.6倍 | 4.5倍 | 6.1倍 | 6.1倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.03 | 6,082 | -101 | -146 | -149 | -8.5 | 0 | 2019-05-13 |
連結 |
| 2020.03 | 6,744 | 155 | 105 | 24 | 1.4 | 0 | 2020-05-12 |
連結 |
| 予 2021.03 | 7,400 | 580 | 540 | 360 | 20.4 | 0 | 2020-10-13 |
連結 |
| 前期比 | +9.7 | 3.7倍 | 5.1倍 | 15倍 | 15倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。