西日本FHが大幅高、総還元性向の引き上げ発表で投資資金流入
西日本フィナンシャルホールディングス<7189>が寄り付きから大口の買いが入り大幅高となった。九州を基盤とする金融持ち株会社で利益は23年3月期を底に回復トレンド入りが見込まれている。株価指標面ではPERが5倍台、PBRは0.2倍台と非常に低い水準にある。特に低PBR是正については、東証の働きかけもあって対応が求められる流れにある。そうしたなか、同社は30日取引終了後に株主還元姿勢を強化することを明示、総還元性向の目安を30%程度から40%程度に引き上げると発表した。これが評価され投資資金を引き寄せる格好となっている。
株探ニュース