アルヒは年初来高値更新、第2四半期最終利益31%増と不動産テック企業2社との提携好感
アルヒ<7198>が続伸し年初来高値を更新。7日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高128億6900万円(前年同期比13.9%増)、純利益28億7300万円(同30.9%増)と大幅な増収増益となったことが好感されている。
借り換えと投資用マンションを除く住宅ローン新規借り入れ実行件数が伸長したことに加えて、独自の全期間固定金利商品「ARUHIスーパーフラット」が好調で、貸付債権流動化関連収益が大幅に増加したことなどが牽引した。
なお、20年3月期通期業績予想は、売上高272億5000万円(前期比14.3%増)、純利益48億5000万円(同12.5%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、住宅の購入・売却をする個人客が担当者を検索し仲介を依頼できるサービス「EGENT」を運営すEQON(東京都新宿区)及び不動産事業者に特化した営業支援ツールを提供するCocolive(東京都千代田区)の不動産テック企業2社と業務提携すると発表しており、これも好材料視されている。
最終更新日:2019年11月08日 09時16分
株探ニュース