トヨタは一進一退、14年ぶり社長交代で今後の戦略を見極めへ
トヨタ自動車<7203>は一進一退の動き。26日の取引時間終了後、佐藤恒治執行役員が4月1日付で社長に就く人事を発表した。豊田章男社長は代表権を持つ会長となる。内山田竹志会長は退任する。14年ぶりの社長交代の発表をサプライズと受け止める向きは多かったが、EV(電気自動車)化への対応など今後の戦略の変化を見極めたいとのムードは強く、積極的に上値を追う姿勢は限られた。取引開始後にドル円相場が1ドル=129円台後半でやや円高方向に振れたことが重荷となって、トヨタ株は一時下げに転じる場面もある。
株探ニュース