トヨタが後場一段高、24年3月期純利益は前期比61%増の3兆9500億円に増額修正
トヨタ自動車<7203>が後場一段高。同社は午後1時55分に決算発表を行い、24年3月期の連結業績予想の増額修正を発表した。営業収益は、従来予想の38兆円から43兆円(前期比15.7%増)に、純利益は2兆5800億円から3兆9500億円(前期比61.1%増)に見直された。市場では純利益は3兆5800億円前後への見直しを予想する見方が多かった。今期の想定為替レートは1ドル=141円(従来125円)に修正された。為替の円安に加え収益改善の努力が奏功した。また、6000万株(発行済み株式数の0.44%)、1000億円を上限とする自社株買いも発表。取得期間は11月2日から24年4月30日まで。更に1株当たり30円(前年同期比5円増)の中間配当も実施する。
第2四半期(4~9月)の営業収益は21兆9816億1700万円(前年同期比24.1%増)、純利益は2兆5894億2800万円(同2.2倍)だった。
最終更新日:2023年11月01日 15時00分
株探ニュース