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デイトナ---24年12月期は増収、アジア拠点卸売事業が2ケタ増収増益に

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2025年2月18日 8時04分

デイトナ<7228>は14日、2024年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比4.2%増の145.43億円、営業利益が同0.5%減の16.90億円、経常利益が同1.9%減の17.15億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.1%増の11.82億円となった。

国内拠点卸売事業の売上高は104.3億円(前期比0.4%増)、セグメント利益は10.81億円(前期比14.3%減)となった。第1四半期は流通各社の在庫調整等の影響により前連結会計年度比で減収となったが、第2四半期以降は流通各社の在庫調整の落ち着き、新商品投入などにより回復傾向での推移となった。商品ジャンル別には、当期の重点ジャンルとしているライディングウェアや補修消耗品のバッテリー、ブレーキパ

ッド、ならびにボディーカバーなどが前連結会計年度を上回った一方で、初期需要が一巡したインカム、ドライブレコーダー等の電装品が減少し、全体では前連結会計年度を僅かに上回る売上となった。また、2022年より販売を開始した小型発電機は、販売チャネルの開拓と発電容量のラインアップ追加等により好調に推移した。

アジア拠点卸売事業の売上高は16.53億円(前期比63.0%増)、セグメント利益は3.89億円(前期比54.9%増)となった。インドネシア子会社においては販路拡大と共にデイトナブランドの認知度向上が進み、現地のスクータータイプの二輪車向けの部品・用品販売が好調に推移した。一方で自社倉庫の入出庫など物流機能の処理能力が限界となり、外部への物流機能の委託、システムの刷新など、管理機能の増強を進めた。2024年2月に設立したフィリピン子会社については、輸入ライセンスを取得するまでの間、販売に向けた内部体制や取引先開拓などを重点活動として進めた。なお、フィリピン子会社は現在営業活動を開始しているが、同社の決算期が9月のため、連結財務諸表上への売上高計上は来期からである。

小売事業の売上高は22.69億円(前期比1.6%減)、セグメント利益は1.20億円(前期比15.6%増)となった。コロナ後の趣味の分散、夏季における猛暑期間の長期化などにより来店客数は前期比で減少となった。また、物価高騰の影響による高価格帯商品の販売鈍化なども見られた。一方で、車検、整備などのPIT作業ニーズが拡大しており、預かり車両の保管設備の新設などサービス充実に向けた体制作りを強化したことにより、当該分野の売上・利益は増加傾向となった。

その他事業の売上高は3.13億円(前期比19.5%減)、セグメント利益は0.54億円(前期比62.2%増)となった。太陽光発電事業では、昨年に比べ日照時間がやや短かったことから、売電収入は前連結会計年度をやや下回ったが、費用支出が減ったことから、利益面は前連結会計年度を上回った。リユース販売事業では、利益率向上の方針のもと、商品調達ルートの開拓や価格政策の見直し、ならびに業務効率化を図ったことにより、売上高は前連結会計年度を下回ったが、利益面では前連結会計年度を上回った。

2025年12月期通期については、売上高が前期比2.2%増の148.58億円、営業利益が同4.7%減の16.10億円、経常利益が同4.4%減の16.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.7%減の11.03億円を見込んでいる。

《ST》

提供:フィスコ

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